自然の残る場所へ・・・美作の森~岡山県立森林公園/上齋原村2
歩き始めてまもなく、大きなオオヤマザクラに出会う推定樹齢500年といわれる古木で、幹はすっかり苔むしている。
よく見ると、幹にいくつかの穴があるのがわかる。
これは、「まき枯らし」と呼ばれる、昔の木の枯らせかたの跡。
植林した木々を守るためにこの木がじゃまになったが、このような巨木は伐るのもたいへんな作業となるそこで樹皮を全部削って、枝先から枯れていくのを待つ方法だ。
しかしこのサクラは、それにも耐えて生き残った。
今も5月上旬には濃い紅色の花をたくさんつけるという。
苦難を乗り越えたこの木は、この森と人との関わりの象徴として語り継がれている。